ブレーキペダル調整方法

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ブレーキペダル、自動車を運転するには必須の部分ですが、この部分の心地が悪いと、運転がしづらいという人も多くいます。この設定は車両によって大きく異なり、また、その人の運転のクセでも変わってくるものです。これを自分好みの位置に調整し、運転しやすくする方法を見ていきましょう。まずは、ブレーキペダルを確認します。ブレーキペダルには、ペダルの裏側の部分に、高さを調整することのできるナットがついています。
周辺にはブッシュがついていますが、あくまで調整するのはナットの位置で、これによって高さを調整することができるのです。しかし、この部分だけを調整すると、ブレーキランプの点灯タイミングがおかしくなったり、まったくつかない、あるいはつきっぱなしという現象が起こってしまったりします。次に、ブレーキランプが点灯するタイミングを調整する、ストップランプスイッチと呼ばれるものが、ブレーキペダルのすぐ近くについているのを確認しましょう。この部分にもナットで固定されている部分がありますが、これがブレーキランプの点灯と消灯のタイミングをつかさどっています。この部分を調整することで、ブレーキランプのタイミングを調整することが可能です。
目安としては、5ミリから10ミリ程度踏み込んだところで、ブレーキランプがつくのが理想的だとされています。これが俗に言うあそびと呼ばれる部分です。あそびの部分が少なければちょっとブレーキに触っただけでランプが点灯します。逆に多すぎてもランプが転倒せず、整備不良になってしまうのです。ブレーキは、すべての車が止まるために利用し、極端な話、アクセルよりも大切なものです。アクセルが利かなくても車は動かないだけですが、ブレーキが利かなかったら止まることができません。ブレーキは無事故で、そして安全を守るためには欠かせない部品です。ブレーキペダルの調整は、よほど気持ちが悪いときだけに行うようにし、極力いじらない方がいいでしょう。

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    川栄 麦夫

    自動車をこよなく愛する中年男です。 運転ももちろん、整備や点検もできます。メカいじりが大好きで大好きで。。。 しかし、この間、ある部品を手で握ったら、大きな怪我をしてしまいました。気をつけなくてはなりませんね。 そろそろ、メカいじりも卒業かなと思っています。