パーキング(サイド)ブレーキをお好みに調整

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自動車のロックを行うパーキングブレーキですが、以前はサイドブレーキと呼ばれていました。構造や役割は以前と変わらず、停車、あるいは駐車時に車が動かないように後輪をロックするためのブレーキです。ブレーキを引いているときは、ブレーキを引いている旨のビックリマークが運転席の付近に赤く表示される車種が多くなっています。引いたままで走行することは大変危険ですし、自動車の故障に繋がる場合もありますので注意が必要です。しかし、このブレーキには固さが車種によって差があり、それを自由に変えることができるようになっています。
ハンドブレーキには、運転席の横にあるタイプと、ブレーキの横にあって、足で踏むタイプがあります。どちらも構造は同じで、調整方法は同じです。まずは、ハンドブレーキを操作するレバーおよびペダル周辺に、アジャストナットと呼ばれるナットがあります。このナットを調整することで、ハンドブレーキを利かせるワイヤーの張り具合を変更するのです。しかし、ナットの締め具合を調整するだけだと思ったら、あとで痛い目に遭うかもしれませんので、あらかじめ知識をしっかりと身につけておく必要があります。このハンドブレーキは、効き具合を車検で検査する項目に含まれています。ブレーキの一つですから、利かなければ不良ですし、効きっぱなしになってしまうと、ずっと引いたままの状態になってしまいます。もちろん、適正な強度を保てていない車両は検査に合格できません。さらに、ワイヤーが緩ければ、それだけブレーキの利きが悪くなります。
つまり、ハンドブレーキを引いても、後輪が固定されず、特にマニュアル車の場合、坂道で車両が動いてしまう恐れすらあるのです。逆に固い方がいいからと、きつく締め上げるのもよくありません。ハンドブレーキは、ある程度の強さの力がかかると、ブレーキが作動します。ブレーキランプは作動しませんが、引いた状態のまま、走っているのと同じ状態になってしまいます。お好みに調整することは可能ですが、あまりいじらない方がいい部分とも言えるでしょう。不安な場合、ディーラーや工場で相談するようにしてください。

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    川栄 麦夫

    自動車をこよなく愛する中年男です。 運転ももちろん、整備や点検もできます。メカいじりが大好きで大好きで。。。 しかし、この間、ある部品を手で握ったら、大きな怪我をしてしまいました。気をつけなくてはなりませんね。 そろそろ、メカいじりも卒業かなと思っています。