エアクリーナーエレメント交換方法

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エンジンの調子を左右するのに大切なエアクリーナーエレメントのパーツですが、普段は見えない場所にあるため、気付かずに放置している人が多いです。品物は車種、年式によって異なりますが、インターネットでも簡単に購入することができるパーツになります。エレメントとは、もう少し分かりやすい言葉で言うと「フィルター」と呼ばれるものです。エアコンで置き換えるとイメージしやすいですが、フィルターが汚れたらどうなるでしょうか。自動車でも同じことが起きているのです。定期的な交換が必要となりますが、いったいどこにあるのでしょうか。
エアクリーナーエレメントは、エンジン部分から太いパイプが出ており、その先に繋がっている黒いボックスの中にあることが多いです。ボックス自体は金具、あるいはネジで止まっていますので、外せばボックスの中をチェックすることができます。フィルターをチェックしたとき、黒っぽくなっていたり、目立つゴミが多くついていたりするようならば交換のサインです。目安は2万キロ程走行したくらいと考え、その頃に一度見てみるといいでしょう。フィルターは裏面が汚れていることが多いので、開けただけでキレイだからと安心しないよう注意が必要です。交換方法ですが、用意した交換パーツをはめなおして、止め具を元通りにするだけで完了します。さほど目立った効果は見られないかもしれませんが、エンジンにとっては大変気持ちのいい作業であり、サボっていると、エンジンの中央部分にゴミや汚れがたまり、故障の原因になる場合があるのです。
また、取り外しの際にはフタを大きくずらし過ぎないように注意しましょう。エアーホースと呼ばれる太いパイプは、古くなってくるとゴムの柔軟性がなくなり、割れてしまうことがあります。割れるとそこからエンジンとは関係のない空気が入り込み、エンジンのチェックランプがつく原因になってしまうことがあるのです。型番が分からない、交換に自信がない場合は、ディーラーや工場に持ち込み、作業をしてもらうようにしましょう。

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    川栄 麦夫

    自動車をこよなく愛する中年男です。 運転ももちろん、整備や点検もできます。メカいじりが大好きで大好きで。。。 しかし、この間、ある部品を手で握ったら、大きな怪我をしてしまいました。気をつけなくてはなりませんね。 そろそろ、メカいじりも卒業かなと思っています。