ウォッシャー液の補充方法

自分できる簡単な整備の一つにウォッシャー液の補充というものがあります。ウォッシャー液とは、フロントガラス、車種によってはリアガラスに液体を噴射し、ワイパーを動かすことで、ガラスの汚れを除去できるようにするものです。純正では、青い液体がはいっていることも多いです。これが少なくなってくると、液の噴射がうまくできず、モーターだけが回ってしまって焼けてしまうことがあります。ガソリンスタンドなどでも補充が可能ですが、ここでは、入れる液体も含めて、さまざまなものを検討していくことにしましょう。まず、補充する場所ですが、エンジンルーム内にあることが多いです。
目印としては、窓に水を噴射しているような絵がフタに書いてあります。クーラント液など、似たような液体が入っている箇所もありますので、間違えないように気をつけましょう。まずは、その注入口を見つけ、そこへ用意しておいた補充液を足すだけです。量は、必ず目盛り上限を超えないよう、また、下限を下回らないように注意しましょう。また、入れる液体についてですが、好みによって異なってきます。一般的なウォッシャー液は、自動車用品の販売店で安価なものが販売されています。また、ガソリンスタンドやディーラーで、無料補充サービスを受けられる場合もあります。しかし、洗車を怠ったままウォッシャーを使い続けると、液が白いボディーなどのシミの原因になる場合があるのです。そのため、他のものをわざわざ入れている人もいます。たとえば、一般的な水道水を使用する方法です。
費用もかからず、大変手軽な方法ですが、水道水は長い間入れたままにしておくと、腐ることもあるので注意が必要です。噴射を妨げる原因になりますので、定期的に入れ替える必要があります。その他、コストはかかりますが、はっ水加工を施せるウォッシャー液が販売されています。腐敗の心配は少ないですが、他のものと混ぜて使うと、効果が弱まったり腐敗の原因になったりしますので注意が必要です。ウォッシャー液の補充は気軽に行えますが、入れるものやタイミングに気をつけた上でメンテナンスに挑むようにするといいでしょう。