ウインドウォッシャー位置を調整

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ウインドウォッシャー液は、フロントガラスおよびリアガラスのワイパーが窓を拭く際の洗浄液として活躍します。これがなければ、水分のない日はワイパーとしての役割を果たさず、逆に窓が汚れてしまう結果になる場合もあるのです。しかし、長い間使っていると、何かの弾みにウォッシャー液がどこか見当違いの方向へ噴射されるようになってしまうことがあります。
位置がおかしくなってしまうと、洗浄能力が落ち、走行中の安全にも支障がありますので、早めに直すようにしましょう。とはいっても、何かを取り外してどうにかしようというものではなく、ウォッシャー液の噴射方向を変えることになります。そのため、正しい方向になるまでは、繰り返し根気よく作業するようにしましょう。まず、ウォッシャー液の噴射口に突っ込む針を用意します。角度を変える針は、専門用具が自動車用品の販売店で取り扱っていますので、購入するようにしましょう。マチ針やクリップの先など、とがったものを使ってもいいのですが、マチ針などの縫い針系は強度がなく、強引に曲げようとすると折れることもあるので注意が必要です。できることであれば、専門用具を利用するようにしましょう。角度を変える方法は、針を噴射口に突っ込み、上下に角度を変更します。あまりに固い場合は無理をせず、ディーラーなどへ持ち込むようにしてください。
一番理想の位置は、ガラスの真ん中あたりの高さに当たるようにします。ワイパーで拭くのにバランスのいい位置に飛ぶように調整するのですが、なかなか一度で決めるのは難しいのが現状です。何度も角度を調整しながら、ウォッシャー液を噴射させ、正しい角度に出ているかをチェックしましょう。調整が終わったら、ウォッシャー液をしっかりと補充するのを忘れないでください。ウォッシャー液は、普段から洗車を丁寧に行う人だと、あまり縁のないものです。いざ、使おうと思ったらおかしなことになっていたということもあります。普段から定期的にチェックをし、おかしいところがあった場合は、早いうちに整備を行うようにしましょう。

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    川栄 麦夫

    自動車をこよなく愛する中年男です。 運転ももちろん、整備や点検もできます。メカいじりが大好きで大好きで。。。 しかし、この間、ある部品を手で握ったら、大きな怪我をしてしまいました。気をつけなくてはなりませんね。 そろそろ、メカいじりも卒業かなと思っています。