ドライブ前にタイヤの空気圧チェック
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どんな乗り物でもそうですが、足元がおぼつかない車両は大変危険なもので、事故の原因に直結してしまうことも多々あります。このような事故のならないためにも、ドライブ前にはタイヤの空気圧だけでもチェックしていくようにするといいでしょう。タイヤの空気圧は、多すぎても少なすぎてもいけません。各車両には、空気圧が定められており、その指定された量に合わせておくのが一般的です。ほとんどの利用者がガソリンスタンドにて空気圧のチェックを行い、日常整備としています。
ガソリンを入れる際に、店員にお願いすればすぐにチェックしてくれますし、セルフスタンドでは、目盛りを見ながら自分で空気圧を直すことが可能です。では、空気の多少でどのようなことが起こってしまうのでしょうか。まず、一番多いのが空気圧不足の場合です。空気が少ないと、タイヤは凹みます。その分、地面との接地面積が大きくなり、摩擦が大きく発生してしまうのです。つまり、その分、エンジンをふかさないとスピードが出なくなり、その分燃費が悪くなります。指定量より少ないと、5パーセントほどの燃費差が発生するという数値も出ているので、十分注意が必要です。また、高速走行時は無理な負担がかかり、バーストの原因になることもあります。バーストを起こすと制御が難しくなり、事故の原因に繋がってしまうのです。そうならないうちにガソリンスタンドや工場などで整備を行っておくといいでしょう。
逆に、空気圧が高すぎる場合も注意が必要です。空気圧が高い分、低いときとは逆に接地面が少なくなり、グリップ性能が下がることで、制御ができなくなってしまう恐れがあります。曲がったり止まったりすることが難しくなり、酷い場合には制御不能に陥るのです。高速走行が多い場合に、少々高めの設定を行うことはありますが、行き過ぎると事故の原因につながります。自分のタイヤサイズを理解するとともに、適正な空気圧を保つこと、これも大切な一つの整備項目なのです。