怪我には要注意

5083705313_98ca2ede2e_z

自動車を整備するにあたり、思いもよらない事故や怪我というのはよくある話です。ほとんどが整備士の不注意や確認不足によるもので、最悪の場合、死亡事故に発展することもあります。素人整備を行っていると、設備や知識が不十分で、気付かぬうちに怪我をしていることも考えられるのです。よくある怪我については改めて確認をし、整備の事故を起こさないように十分注意しましょう。まず、リフトアップの失敗についてです。個人でパンクしたタイヤを交換する際には、ジャッキと呼ばれる付属の修理道具で作業を行います。
自動車にはジャッキを設置できる場所が決められており、その部分をはずして持ち上げようとすると、外れる原因になることがあるのです。ジャッキを使用する際には、必ず平地で行い、決められた場所に設置するようにしましょう。目印としては、車両の下部を覗き込むと目印がついています。2箇所についていますので、その間にはめ込むようにします。外れると車両も落ちますので、大変危険です。次は、エンジン近辺、あるいはマフラー系統をいじる際に多いのですが、ヤケドに十分気をつけるようにしましょう。
エンジンを切った直後は熱くなっているのを意識してはいるのですが、実際に作業に夢中だと、結構忘れてしまい、うっかり触ってしまったということがあるのです。また、マフラーは意外かもしれませんが、排気ガスを排出している間に結構熱を持ちます。そして、意外と忘れがちなのがブレーキの部分です。摩擦を起こして車を止めているので、意外と熱くなっていますので注意しましょう。そして、最後に怪我というよりは習慣的なものになりますが、腰痛にも気をつける必要があります。自動車のパーツは、結構強くネジしめが施してあるものも多く、はずしたり取り付けたりする際には大きな負担になることがあるのです。また、タイヤのような重いものを持つ際には無理に持ち上げないようにするなど、生活にも影響が出てしまう怪我についても注意しましょう。自動車を整備して満足なのはいいのですが、怪我で不便な思いをしないよう十分気をつけましょう。

    プロフィール

    プロフィール画像

    川栄 麦夫

    自動車をこよなく愛する中年男です。 運転ももちろん、整備や点検もできます。メカいじりが大好きで大好きで。。。 しかし、この間、ある部品を手で握ったら、大きな怪我をしてしまいました。気をつけなくてはなりませんね。 そろそろ、メカいじりも卒業かなと思っています。