自分で整備する時に必要な工具

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自動車をメンテナンスする際には、工具が必要になる場合と、そうでない場合がありますが、修理工場などへ行くと、大量のアイテムがあります。すべてそろっていなければ分解整備の仕事を行うことはできませんが、私たちが日常のメンテナンスや整備を行う際に必要な最低限の工具についてご紹介していきましょう。もちろん、自信のないものや、はずすのが怖い場合は、無理をせず、ディーラーや工場へ持ち込むようにしましょう。
まず、基本のアイテムであるドライバーが挙げられます。ドライバーは2番と呼ばれる大きさのものがあるといいでしょう。自動車でネジが使用されている場合、たいていはこの大きさだからです。もちろん、その前後の大きさのタイプがそろうのであればなお可です。ただし、通常のドライバーではうまく入らないような場合もありますので、柄の短いタイプと両方用意しておくといいでしょう。ほとんどのネジがプラスの形をしていますが、マイナスの形も大きめのものを用意しておくと、何かと便利です。くっついているものをはがしたり、こそげ落としたりすることにも使えます。次に、ボルトとナットをはずすための工具についてです。個人の自宅にあるものというとレンチがありますが、レンチだと、力を必要とする箇所の場合、回すのが難しいということがあります。もちろん、手元のボルトを回すときに便利な工具ですから、よくある大きさの10,12,14,17,19ミリのタイプは用意しておくようにしましょう。また、よくハンドル状になっている工具を見かけますが、これはラチェットハンドルと呼ばれるものです。
レンチと比べても力が入れやすく、硬く締めるときやなかなか外れないボルトを取り外すのにも便利です。ハンドルはやはりハンドルの長さが異なる2種類を用意しておくといいですが、差込口の大きさはそろえておくと便利でしょう。レンチと同じ大きさのタイプを準備するといいでしょう。最後に、レンチでも、さまざまな大きさをまわす場合もありますが、大きさを自由に調整できるモンキーレンチ、摘んだりねじったりもできるプライヤーがあると、整備の幅も広がります。いずれもホームセンターなどでそろうものばかりですので、一度検討してみるといいでしょう。

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    川栄 麦夫

    自動車をこよなく愛する中年男です。 運転ももちろん、整備や点検もできます。メカいじりが大好きで大好きで。。。 しかし、この間、ある部品を手で握ったら、大きな怪我をしてしまいました。気をつけなくてはなりませんね。 そろそろ、メカいじりも卒業かなと思っています。