自分で整備出来るのはこんなところ

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車両の整備は大変難しく、ある程度の知識がないと逆に車を故障させてしまう原因にもなりかねません。しかし、何もしなければ、ただ故障するのを待つか、業者に常に任せておかなければならず、費用もかかります。そこで、何でもかんでも人任せにするのではなく、素人でも処理がしっかりとできるような整備、メンテナンスについて紹介していきましょう。まず、一番簡単なメンテナンス、整備は油脂類のチェックと補充です。
ただ、減ったものを補充するとだけと思われがちですが、これも立派な整備になります。油脂類の不足は故障や事故の原因となり、大変危険なものだからです。未然に補充をしておくことで、不足による非常事態を回避することができます。次に、ワイパーゴムおよびワイパーブレードの交換です。ワイパーは消耗品で、ワイパーゴムは3カ月に一度、ブレードは2回に1回ほどの割合で交換するといいとされています。もちろん、不安な方はディーラーや専門店などで作業をしてもらうことができますが、最低限の知識さえあれば、個人でも交換が可能です。一部の車両を除き、特殊な工具も不要で、簡単に入れ替えができます。最後に計器類のランプチェックです。ヘッドライトやテールランプは、知らないうちに切れていることが多く、切れたまま走行すれば、整備不良車として、警察に止められてしまう場合もあります。そこで気付く人も多いのですが、目をつけられないためにも、普段から定期的にチェックを行うといいでしょう。
2人一組で作業を行うと簡単ですが、車庫などで作業をする場合は鏡に映したり、暗い場所で確認したりするようにします。切れている場合は、電球の種類を確認し、自動車用品販売店などで購入、交換をしておくようにしましょう。自動車を本格的に整備する場合、知識と技術、そして設備が必要ですが、ちょっとした整備であれば、一般のドライバーやレンチがあれば作業できるものもあります。自信がないものは無理に行わず、専門業者に任せるようにするといいでしょう。

    プロフィール

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    川栄 麦夫

    自動車をこよなく愛する中年男です。 運転ももちろん、整備や点検もできます。メカいじりが大好きで大好きで。。。 しかし、この間、ある部品を手で握ったら、大きな怪我をしてしまいました。気をつけなくてはなりませんね。 そろそろ、メカいじりも卒業かなと思っています。